あわてないで!! クリックしただけで、いきなり料金請求する手口

更新:平成17年7月13日
平成16年12月13日
国民生活センター

 アダルトサイトや携帯電話の着メロダウンロードサイトなどへアクセスして何らかの項目をクリックしたところ、いきなり「登録ありがとうございます」などと表示され、料金を請求されたという相談が寄せられています。また、クリックしたら、突然ダウンロードが始まり、パソコンの画面上に請求書が現れるという巧妙な手口も目立ち始めています。「消費者トラブルメール箱」(インターネットを利用した情報収集システム)にも消費者から同様の情報が提供されています。

 当センターでは、携帯電話を利用した同種の手口によるトラブルが多数寄せられていたため、2004年11月5日に「出会い系サイト等の架空・不当請求に関する“新手”の手口について」を公表し、仕組みや事例を説明するとともに消費者へ注意を呼びかけていますが、近頃ではますます手口が巧妙化しています。

 相談事例の多くは、広告メールもしくはネットサーフィンをきっかけにしています。特に広告メールの場合は、何らかのメールアドレス名簿を入手した悪質業者が、その名簿に基づき、アトランダムに大量に送ったためか、国民生活センターにさえ届く始末です。

1.相談事例から見る代表的なパターン

パソコンの場合携帯電話の場合
きっかけ
  • 広告メールに書いてあるURLをクリック
  • ネットサーフィン
  • 広告メールに書いてあるURLをクリック
  • ネットサーフィン
  • ショートメッセージサービスを利用した広告メールのURL
(*ショートメッセージサービスには、au:Cメール、ボーダフォン:スカイメール、NTT ドコモ:ショートメッセージサービス(FOMA)などがあります。)
トラブルに遭ったサイト
  • アダルト動画のダウンロードサイト など
  • アダルトサイト など
  • アダルトサイト
  • 無料をうたった待ち受け画面サイト
  • 無料をうたった着メロダウンロードサイト
  • 雑誌で紹介されたサイト など
サイト画面や請求書(デスクトップに作成される)の内容“登録”と表示される画面の内容
  • IPアドレス
  • 接続プロバイダー名
  • 被害者のパソコンに記録されているメールアドレス など
  • IPアドレス
  • 接続プロバイダー名
  • パソコン個有識別番号
  • 使用しているパソコン
  • ブラウザ など
  • 個体識別番号
  • キャリア名(携帯電話会社名)
  • 機種名
  • 所在地情報
  • メールアドレス など
具体的手口、相談事例などはこちら
具体的手口、相談事例などはこちら
具体的手口、相談事例などはこちら
ショートメッセージサービス利用の手口はこちら

2.トラブルに巻き込まれないためのアドバイス

 (1)IPアドレス、携帯電話会社名などから個人情報は伝わることはないので、過度に不安にならないこと
 インターネットではホームページにアクセスした場合、IPアドレス、携帯電話会社名等が相手のサイトへ伝わることが一般的です。そのために、これらの情報が表示(あるいは把握)されたとしても、それだけでアクセスした人を特定されたり、重大な個人情報が伝わることはないので、過度に不安になる必要はありません。あわてて業者へ連絡を取ることは、新たな個人情報を知らせることになるので避けて下さい。
 (2)興味本位で気軽にアクセスするのはやめよう
 業者はますます巧妙な手口を考え出し、料金を払わせようと狙っています。最初に「有料」なのか「無料」なのか、利用規約はあるのか、などを必ず確認しましょう。くれぐれもクリックは慎重に。
 送信者名、内容に心当たりがないメールに書かれたホームページアドレスにはアクセスしないことが大切です。
 (3)意図せずアクセスしてしまい、利用料金の請求を受けた場合、言われるがままに支払わないこと
 “登録になりました”や“入会ありがとうございます”と表示されても、そもそも契約が有効に成立しているとは限りません。そのため、業者から請求されても安易に支払わず、最寄りの消費生活センターへご相談ください。
 (4)できるだけ記録を残す
 できるだけサイト名やURL、画面、利用規約などをデータで保存(印刷)しておきましょう。トラブルに巻き込まれたときの重要な資料になります。
クーリングオフと消費者センター